海外研修は21世紀アジア学部生の必須科目

海外研修は日本以外のアジア諸国へ行って言語と文化を学ぶユニークなプログラムです。

研修は、21世紀のアジアで活躍できる国際的な人材を育成するという趣旨から、具体的に二つの目的をもっています。一つは、実践的な外国語運用能力を養い、異文化への現実的な理解を深めること。そして、もう一つは、アジアで活躍するための情報収集能力や行動力を高めることです。単なる観光旅行ではなく、体験学習を通じてこの目的を達成し、そしてあなたの可能性を高められるように、学部では必要なサポート体制を整えています。

01 海外研修

海外研修は、日本以外のアジア諸国へ行って言語と文化を学ぶプログラムです。

研修期間は概ね3~4週間です。履修状況に応じて、1~3年次の春期(夏休み)または秋期(春休み)のいずれかの研修時期を選択し、希望する研修先でチャレンジすることができます。ただし、研修先によっては、春期(夏休み)のみ、秋期(春休み)のみなど年に一度の実施となる場合があります。

多くの研修先では、午前中に語学の授業が行なわれます。受講生の語学レベルに応じたクラス編成で行われるため、個々に語学力の向上を図ることができます。また午後には、研修先の大学等から比較的近い場所にある観光地や博物館などを見学したり現地の文化や歴史を体験することができます。

単に教室で授業を受けることとは違い、現地での研修や生活を通じて様々な人々と触れ合い、交流や体験をすることで、語学を継続的に学んでいく上での励みになり、自分自身の将来の目標がより明確になることが期待できます。

参加する学生は、必ず出席することが求められます。

海外研修の流れ

1. 研修のお知らせ(オリエンテーション)

各自が履修選択した言語が使われている国?地域が研修先となります。

研修先、日程、費用等を、オリエンテーションでお知らせします。
参加する学生は、必ず出席することが求められます。

2. 参加申し込み

参加申込期間にmanabaより手続きを行ってください。

3. 研修説明会(事前指導)

研修出発の約3ヶ月前から、説明会を2回以上開催しますので、全て参加しなければなりません。研修の目的や心得、異文化理解のための基礎知識等に関し、段階的に理解を深めます。

4. 現地へ出発?研修スタート

本研修は、現地受入大学等の寮や近辺の宿泊施設に滞在して行います。

現地の研修先と本学との協定や契約により、相互の十分な危機管理体制と支援体制の下に研修を実施しています。また、研修先には、本学部の担当教員等が引率しており、安心?安全を心がけ、現地での研修をスタートさせています。研修期間中は、学部として参加学生と定期的に連絡を行い、現地情報を収集しています。問題が生じた場合は必要な対応を速やかに行っています。

5. 研修報告会

研修先からの帰国後、振り返りの視点から研修の締めくくりとして、研修体験の総括報告会を実施しています。

研修先リスト

春期(夏休み)、秋期(春休み)に分けて、下表のとおり行っています。 年度によって変更する場合があります。オリエンテーションの際、確認してください。

言語 研修先名称 所在 時期 期間 費用概算*
中国語 中国 大連東軟信息学院 大連 春期
秋期
20日間
20日間
約30万円
蘇州大学 蘇州 秋期 20日間 約30万円
韓国語 韓国 全南大学校 光州 春期
秋期
23日間
23日間
約36万円
漢陽大学校
(スポーツアジア
プログラム履修者)
ソウル 秋期 12日間 約27万円
ベトナム語 ベトナム ベトナム国家社会
科学人文大学
ホーチミン 秋期 20日間 約25万円
タイ語 タイ チェンマイ大学 チェンマイ 秋期 29日間 約28万円
インドネシア語 インドネシア ガジャマダ大学 ジョグジャカルタ 春期(隔年開催) 26日間 約34万円
セブラスマル大学 スラカルタ 春期(隔年開催) 26日間 約31万円

*授業料、宿泊費、渡航関連の諸費用(生活費は含みません)

研修写真ギャラリー

研修レポート

海外研修に参加した学生の体験談です。

02 海外長期留学

21世紀アジア学部では「アウト?オブ?キャンパス」の一貫として、学生の自主性を尊重し、学生が自分自身でテーマを設定して海外に赴く、半年から1年間の海外での長期留学をカリキュラムとして組み込むことで、学生の学ぶ意思を支援しています。

長期にわたり海外留学ができる「特別研究」というカリキュラムを設けており、留学期間を含めて4年間での卒業が可能となっています。 私費を使っての留学も可能ですが、国士舘大学の「交換留学制度」を併用すれば留学期間中は留学先の授業料は全額、国士舘大学の授業料は半額免除されます。

海外研修を通じ海外留学への気持ちが高まった学生は、さらなる語学力の習得を目指し、この「特別研究」を利用して明確な目標を設定し、積極的に海外へチャレンジしています。

交換留学制度については国際交流?留学サイトをご覧ください