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2025.06.17

文楽名作入門鑑賞会を実施しました(日本文学?文化コース)

日本文学?文化コースでは、5月23日に国立劇場主催「文楽(ぶんらく)名作入門」鑑賞会を、希望者を対象に行いました。会場はシアター1010(足立区文化芸術劇場)でした。


文楽は江戸時代初期に成立した日本を代表する伝統芸能の1つの「人形浄瑠璃」のことで、太夫?三味線?人形が一体となった総合芸術として演じられてきました。演目は「入門「名作『平家女護島(へいけにょごのしま)』の魅力を探る」」でした。『平家女護島』は、近松門左衛門(1653-1725年)作で、『平家物語』や能『俊寛(しゅんかん)』を題材にしたものです。今回は、その中でも有名な「鬼界が島の段」を鑑賞し、参加した学生からは「もっと文楽の名作を知りたい!」という声が多くありました。


鑑賞会は夕方から行われたので、終わった後には、お友達と寄り道をして食事をしに行った学生もいました。古典芸能に親しみ、楽しい1日になりました。